2012.10.14 Sunday
HONDAの欧州向け新型ディーゼルエンジンは凄い燃費!
2010年9月27日、HONDAはアースドリームテクノロジーを採用した新型エンジン『i-DTEC』1600ccディーゼルターボを欧州向け新型CIVICに搭載し、パリモーターショーにてワールドプレミアを行った。
詳しい内容はこちらを見て欲しいが、私が驚いたのはその燃費。 欧州複合モードで27.8km/Lを達成していると言うのだ。 欧州複合モードと言うのは日本で言うJC08モード燃費と同じ様なもので、丁寧な運転さえ心掛ければ誰でも達成可能な数値。なのにこの燃費なのだ。 これはHONDAの中で最高燃費を持つ1.3Lのインサイトと同レベルであり、しかも燃料は軽油だから燃料費は更に下がる事になる。 欧州ではディーゼルの人気が高く、いちはやく投入しなければ市場を逃してしまうため優先して投入したのだろうが、これだけの性能を持つものを欧州のみに展開するのはもったいないと思う。 日本では今回発表されたCIVICはもう売られていないが、低回転でトルクが大きいディーゼルエンジンはCVTとの相性は抜群の筈なので、排気量を最適化した上で人や荷物が沢山載るミニバン(FITやN-BOX等も含む)に展開してはどうだろうか? よく言われるCVTの耐久性についても、高回転型VTECを積んだCR-Zで解決済みのはずだから。 |