2015.07.30 Thursday
今更ながらヴェゼル(笑)
今更ながらヴェゼルの話。
なぜ今頃なのかと言うと、面白い表現をしている約1年半前の試乗記事を、たった今見つけたから(^_^;) その表現とは「ハイブリッドは基本的にスポーツモデルと考えたほうがいい」と言うもので、乗り心地に関して言えば「1.5リッター(ガソリンエンジン車)の方が快適」らしい。 また、ヴェゼル専用にチューンしたリアルタイムAWDは、一般的な4WD制御より明らかにリアへのトルク配分が積極的で、ホンダでは異例なほど“曲げる4WD”であるそうな。 今までヴェゼルに関しては、ハイブリッドの燃費や7速DCT、リアクティブフォースペダル、クーペとSUVとの融合について書かれてきたので、「ああ面白い車を作ったんだな」位しか感想が無かったのですが、この試乗記事ではスポーツ性について書かれていたためびっくりしたと言う訳です。 特に私が食いついたところは “曲げる4WD”(^_^;) 私が以前乗っていたモビリオスパイク4WDも、高速コーナーで皆が減速する中、私だけが駆け抜ける事ができて優越感に浸っていたものですが、ヴェゼルのAWDは積極的に曲げる様にチューニングされているんですね。これは凄い! 4輪全てに動力が繋がっていると直進方向に力が働くため、カーブを曲がり難くなるのが普通ですが、道路に合わせて曲がる様になれば、コーナリング中の力のロスが無くなるため、コーナリングスピードが高くなります。これは面白いかも! リアルタイムAWDなので直線では前輪駆動で、限界に近いスピードでカーブに差し掛かるとタイヤの僅かな回転差を検知してAWDに切り替わり、曲げるAWDのため頭がイン側に向き、4輪全ての動力を使って駆動力を掛けながらコーナリングして行き、直線に戻ると回転差が無くなるため前輪駆動に戻ると言う事か。 しかし本当にこれが出来るのならSH-AWDは必要無いのでは? と言う疑問が浮かび上がる。これは買って乗っている人にしか分からないだろうし、しかもSUVなので公式レースには参加できないはずだし、通常走行で限界付近まで走らせる人はほとんど居ないだろうから、謎のままで終わりそうだね。 |