2012.10.17 Wednesday
新型CR-Z(ZF2)の実用燃費を比較予測してみました
新型CR-Zの情報がまだまだ少ないため、パワートルクカーブが公表されている車種と合わせて勝手に予想表を作ってみました(^^;
※基準は私の愛車(初期のZE2インサイト)のパワートルクカーブと現在の燃費を元に計算した現行1.3Lインサイト(マイナーチェンジ後のZE2)で、そこからパワーウェイトレシオと常用回転数であろう1500回転時のトルクで補正をかけてあります。 ※ZF2のみ高電圧化されたリチウムイオンバッテリー採用により充電受け入れ電圧範囲が広がり、強いブレーキング時の慣性エネルギーの取りこぼしが少なくなると思われるため、追加で補正をかけています。 ZF2 ZF1 GP4 ZE2 6MT CVT 6MT CVT 6MT CVT CVT 9.5 9.9 9.9 10.3 10.0 10.2 13.5 パワー/ウェイトレシオ 8.1 8.5 8.8 9.1 8.9 9.1 11.7 加速時ウェイトレシオ 18.9 20.5 16.7 18.0 16.7 18.2 22.0 予想初乗り燃費(km/L) 22.5 24.4 20.5 22.1 19.2 20.9 30.8 予想最高燃費(km/L) 21.3 23.1 19.2 20.7 18.4 20.0 27.9 予想生涯燃費(km/L) この表で意外だったのは新型CR-Z(ZF2)の燃費。 高回転まで気持ち良く回る様にしたと言う事なので低速トルクが細り燃費が悪化するかと思いきや、実は低速トルクもアップしており、旧型のCR-Z(ZF1)よりも実用燃費が向上すると言う結果が出た。 あくまで私の勝手な予想なのでそうなるかどうかは判りませんが、計算上は達成可能な事を示しています。よく回す方は無理でしょうが(^^; ※但しこれから気温が下がって燃費には厳しい季節がやって来ますので、最も気温が低下する2月頃にはこの表の8割掛け位まで落ちると思われます。 ※逆に、気温が下がると吸気中の酸素密度が上がりパワーが出易くなりますので、サーキットなどのスポーツ走行が趣味と言われる方には、第二世代CR-Zの実力を試し易くなるでしょう。但しタイヤが暖まるまでは無理をしてはいけません。折角の新車が全損と言う事にも成りかねませんから。 エンジンのみのパワーウェイトレシオも10を切り、ハンドルについたS+ボタンで瞬時に最大加速(パワーウェイトレシオは 8.1 or 8.5)できる様になった新型CR-Zは、維持費の減少分で弄りも出来る、美味しさ満載のスポーツカーです! 2012年10月18日 より具体的な表現になるよう加筆訂正。と更に追加。 2012年10月19日 リンク先が間違っていたのを訂正。 2012年10月22日 更に具体的な表現に変更。(^^; 2012年11月16日 FIT HYBRID RSを型名(GP4)で表記した おまけ: ※既に納車されて走ってきた人もみんからに居ましたね。 やはり走りは相当気持ち良いみたいですが、私が食いついたのはバッテリーの回復力。峠を走ってもバッテリーが2〜3目盛り位しか減らず、直ぐに回復するとの事。 バッテリー電圧が上がり、充電受け入れ性が上がっている証拠だと思いますが、逆に言うと、穏やかなブレーキングをしなくてもきっちり回収してくれる様になったと言う事であり、万人向けの回生システムになったと言う事だろう。 速く走れて燃費も良い、究極のエコ・スポーツカーに進化しましたね。(^_^) 2012年10月20日 より具体的に表現を変更と更に追記(^^; マイナーチェンジ前のCR-Zに乗っておられる自動車ジャーナリストのまるもさんが、第二世代CR-Zの試乗会に参加されたそうだ。 まるもさんの複雑な心情はまるもさんのブログで確認して欲しい(^^; 2012年11月3日追記 新型CR-Z(ZF2)のまるもさんの試乗レポートが、GreenCarviewに掲載されました。 全てが良くなっている様だが、6速マニュアルとプラススポーツシステム(KERSボタンの様なもの)の組み合わせは最強らしい。(^^; 2012年11月18日追記 第1世代CR-Z(6MT)をもらい事故で失い、第2世代CR-Z(6MT)を買った女性の、納車前に試乗された時のブログ記事に、CVT車でのプラススポーツシステムの使い方のヒントが見られましたのでご紹介。(^^; ディーラーに試乗にいってきたー ついでに同じ方の6MT納車後の感想。 第二世代CR-Z 2012年12月4日 追記 第二世代CR-Zの未公開CM?がありましたのでご覧下さい。(^_^) |