2011.04.18 Monday
NINTENDO 3DSの立体写真サンプル!
もう既にご存知だろうが任天堂から立体視に対応したゲーム機、NINTENDO 3DSが発売された。
立体ゲーム機と言えば任天堂は何度も挑戦して、その度に失敗して来たのにまたもや出してしまいました。(^^; 丁度、映画アバターが脚光を浴び、3D対応テレビも発売されるなど、3Dが生活に溶け込んで来ている時期だけに、タイミングとしては良かったのだが、例の地震災害の影響で話題性が無くなってしまった。 またもや営業的に失敗するのではないかと私が心配しても関係は無いが、実は来年の誕生日プレゼントとして買ってもらったのだ。(^_^) この年になり、小さい画面でチマチマとゲームをするのは結構苦労するものだが、私が興味あるのは3D写真だ。 3DSの立体写真は非常にインパクトがある。解像度は高くないが、立体写真になると精細に見えるから不思議なものだ。論より証拠、以下の写真を見て欲しい。 ※3DSのMPOファイルをステレオフォトメーカーと言うフリーソフトを使って、左目画像と右目画像に分解し、横に並べて1枚のJPG画像とし解像度を半分に落としたものだ。 元々の解像度が高くない上に、ブログの制約で解像度を半分に落としたため精細感に欠ける写真だが、以下の方法で裸眼立体視を試みて欲しい。成功すればきっと驚くはずだ。 1. 写真を画面いっぱいになる様に拡大する。 2. 画面に対して水平に両目が来る様にする。 3. 右目だけで画面を見た時、右側の画像が見えなくなる様に右手を右目の前にかざす。 4. 左目だけで画面を見た時、左側の画像が見えなくなる様に左手を左目の前にかざす。 5. 両目をパッと開くと目の前に立体写真が見えています。 6. 見難い場合はグッと寄り目にして、ゆっくりと目の力を抜くと見えて来ます。 7. 目が慣れて来たら手を下ろしても大丈夫です。 どうですか、見えましたか? 立体に見える様になると、グッと精細感が上がるのが分かると思います。 つまり、3DSの精細感は立体視のお陰なんですね。 3DSで立体写真を見る時は、真正面から普通に見れば良いだけです。 3DSのカメラが得意な被写体は、同じ種類でも個性がありスケッチが成立する対象だと思います。 人物の顔や草木の花などは特に見栄えがするので、日頃のスナップ写真機として是非お勧めです。 貴方も立体写真の凄さを体験してみませんか? 2011年4月28日 立体視の方法を紙から手に変更。 2011年5月5日 ステレオ写真を位置合わせしたものと入れ替えました。 おまけ: MPOファイルは右目用と左目用の写真をくっつけただけのものなので、上記のパソコンソフトを使うと右目用と左目用の2枚のJPG写真に分解する事が出来ます。 分解出来ると何が良い事があるのかと言うと・・・ 1. この例の様に大きな画面で立体写真が見れる様になる。Aキーでスライドショーも可能。 2. 3DSはMPOファイルと共にJPGファイル(左カメラ画像)も保存していて、通常のパソコンではJPGファイルのみを認識しますが、左カメラの画像が失敗作だったとしても、右カメラでは正常に写っている可能性があり、MPOファイルから右カメラのJPG写真を取り出して救済する事も可能になります。 3. 上記のソフトからステレオ画像(JPG)を保存し、ブログへの貼り付けや、横長A4サイズへのプリントアウトが可能になります。 4. 違う形式の再生機に対応したファイルに作り替える事が出来る為、3Dテレビに換えた後でも撮りためた立体写真がムダにならない。 ※またこのソフトを使うと、普通のJPGファイルを加工して作った立体写真や、他の形式の立体写真をMPOファイルに変換する事で3DSで普通に鑑賞出来る様になり、立体写真を再生機と共に持ち運べ、誰にでも見せる事が可能になります。 今後、色々なフリーソフトが出て来ると思われるので、チェックしてみてはいかがかな? ※ステレオ画像ツールの紹介サイトはこちら。 |