2010.06.28 Monday
アメリカの実用燃費トップはインサイト!!
2010年6月 アメリカEPA(環境保護局)は今年までの25年間で、最も実燃費が良かったのはホンダ インサイト(初代)だったと発表した。
以下はその実燃費の順位だ。 1. ホンダ・インサイト(初代)29.93 km/L 2. ホンダ・インサイト(2代目)21.13 km/L 3. ジオ・メトロXFI 21 km/L 4. トヨタ・プリウス(3代目)20.66 km/L ちなみに、2010年度版EPA燃費(カタログ燃費)の順位は次の通り。 1. トヨタ・プリウス(3代目) 2. フォード・フュージョン・ハイブリッド 3. ホンダ・シビック・ハイブリッド 4. ホンダ・インサイト(2代目) ※初代のインサイトは中古しかない為リストに載ってこない。 これを見てお気付きだろうか? そう、2代目インサイトと3代目プリウスの順位が完全に逆だと言うこと。 2代目インサイトのカタログ燃費はグレードGまたはLの30.0 km/L、LSは28.0 km/Lで、3代目プリウスのカタログ燃費は35.5 km/Lだ。 カタログ燃費で圧倒的に勝っている遅出しプリウスが、先行モデルチェンジしたインサイトに実力負けしているのである。 プリウスの実力はカタログ燃費の60%、インサイトの実力はカタログ燃費の70〜75%である。 プリウスはカタログ燃費の向上のみに努力し、地道に実用燃費向上を図ったインサイトを叩く戦法を展開した。(詐欺?) ※参考にプリウス擁護派が墓穴を掘った国内500km試乗記事へのリンクを貼って置こう。 運転がへたくそに見えるカックンブレーキ 貧弱な前後シートと前と横の視界を遮るAピラー 同じ道を走ってプリウス21.9 km/L、インサイト(LS)18.6 km/L。 《まとめ》 カタログ燃費の差は7.5km/Lだが、実際は3.3km/Lしか違わない。 更にインサイトのグレードがGかLならば、もっと差が縮まる事は明白。 それに対して試乗車の総額は30系プリウスが約300万円、インサイト(LS)が約250万円。ちょっと計算すると分かるが、ハイブリッドカー同士の3km/Lの差で50万円分を浮かす事は、車が壊れるまで乗っても不可能だ。 つまり、インサイトの方が環境にも、お財布にも優しいのです。(^_^)v 2010年7月3日追記 <例>生涯走行距離10万km、平均ガソリン単価130円と仮定。 30系プリウスの燃料代=4566.2L×130円=59万3600円 インサイト(LS)の燃料代=5376.3L×130円=69万8900円 年間走行距離が1万kmとすると50年乗らないと価格差は埋まらない。 |