2010.03.23 Tuesday
大排気量車バンザイの人には判らないCR-Zの良さ!
車に求めるものは人それぞれですが、スポーツカーに限って言うと『直線どっか〜ん』が好きな人と、『クイックなコーナリング性能』が好きな人の2つに分かれると思います。
つまり、直線速いだろうと自慢したい人と、俺のテクニック凄いだろうと自慢したい人で、私の場合は後者。だって大きいエンジン積めば直線速いのは当たり前で自慢にならないでしょ。 もちろん両方ある方がベストで高額なお金を掛ければ可能ですが、お金が有り余っている方は別として普通の人は買えません。無理して買えたとしても維持するのは難しいでしょう。 そこで必要十分な性能に絞り、価格を抑え、それでいて楽しめる車(CR-Zの場合はCR-Xに近い縦横比を持っている為、コーナリングしやすい特性を持つ。更に2000cc車並の高い加速性能を感じられるモータアシストも付いてくる)を創ったのがHONDA。 論より証拠、YOUTUBE hmfg4さんのチャンネルを見て欲しい。 ほぼノーマルの状態でジムカーナやミニサーキット走行が楽しめる車が、1500ccのスポーツカーとして不足があるでしょうか? 不足どころか、 素晴らしいポテンシャルを持った、よく出来た車と言えると思います。 通常これらの事を本格的にするには、ブレーキパッド、タイヤ、サスペンション、LSD、オイル等の換装や追加、後席シート取り外し等の軽量化、各部を補強しての剛性アップをする必要がありますが、それらの事をしなくてもそこそこ良い結果が出せています。 ※ただしレース仕様車では無いため無理は禁物です。 ※何度も酷使する状況ではちゃんとした準備をしましょう。 話は変わって、CR-Zのカタログ燃費(↓)を見て何か気付きませんか? そうです。10・15モードとJC08モードの差が少ないのです。 JC08モードは現在の使われ方に近い状況を再現する為の新たな試験モードですから、今迄の10・15モードと差が少ないという事は、ほぼ達成可能な実力値と考える事が出来ます。 既に納車され、MTのJC08モード値を超える燃費を記録しているインターナビプレミアムクラブ会員の方が居られるそうですので、スポーツ走行ができるスキルのある方がエコドライブをマスターすると20km/Lを達成する事は簡単かも知れませんね。 2010年3月25日追記 自動車評論家であり6速MTのCR-Zオーナーでもある五味康隆氏が、20km/L越えを達成したと氏のブログで報告されています。 2010年3月31日追記 6速MTの10・15モード燃費は定められたシフトパターンでの燃費で、実力値では無いらしい。マルチプレックスメーター左側のシフトインジケーターの指示通りにシフトすると、6MTの10・15モード燃費を超えるそうだ。 RESPONSEの記事参照 スポーツ性能だけでなく、普段の車としても使える高い燃費性能を持つCR-Zは、1台で車2台以上の価値があると思いませんか? |