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BAI式ブログサービスを利用した、時空を超えた(注:時系列を無視した(^^;)日記。
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NINTENDO 3DS 立体写真サンプル(その3)
今回は立体写真と普通の写真に付いて考えてみようと思います。

下のステレオ写真を、立体視せずに普通に見て頂きたい。
左の魚が右の魚を突っついている様には見えないだろうか?
交差法画像
次に交差法で立体視(右目で右側画像が見えない様に右手で隠し、左目で左側画像が見えない様に左手で隠すと、手と手の間に見えます)すると、魚同士は全く違う位置に居る事が分かります。

何が言いたいのかと言うと、通常の写真は現実の世界(=リアル3D)を1方向から平面的に(2Dとして)捉えているだけであり、人間の目で見たまま(≒リアル3D)を残す事は出来ないと言う事。

その時の空気感を残したいスナップ写真ではリアルさは重要であり、3DSを始めとする2眼式の立体カメラはスナップ写真に向いていると言えます。

※1眼式で立体写真が撮れると好評らしいSONYのデジカメは、画像解析による勝手な絵作りにより派手な3D画像は作れるが、現実を写し取ってはいないため、3Dスナップ写真機としては落第です。

3DSでは撮影時に自動視差調整を行い、立体視出来る部分だけを画角として表示し、視差情報をMPOファイルに埋め込んでいるため、再生時にも見たままのリアルな空気感が蘇ります。

また、画角以外の周辺画像も取り込んでいるため、再生時の見易さ(立体感)の調整だけではなく、撮影時もオプションレバーをオンにする事で、約2倍までの連続ズーム機能や視差調整機能も使用出来る様になり、こだわりのある表現も可能となっています。

本格的な高解像度の3Dを求めるならば、富士フイルムのFX-3D W3がリアル3D動画撮影にも対応していますのでお勧めですが、写真&動画専用機を毎日持ち歩く事は無理があります。

すれ違い通信が楽しくスナップ用に日頃持ち歩く3DSと、大事なイベントを正確に記録するためのW3の両方を所有し、更に裸眼立体視が簡単で輝く様に奇麗に見えるiPhoneが有ればベストと考えます。
※私は未だ、W3は持っていませんが(^^;

おまけ:
上記のステレオ写真を平行法画像にした(左右入れ替えた)ものを置いておきますので、iPhoneに取り込んで観て下さい。
平行法画像

2011年5月5日追記
iPhoneでの見方は、iPhoneを鏡の様に見立てて自分の両目を映しながら、少しずつ離して行くと画像が3つに見えるところが有ります。3つに見えたら真ん中の画像に注目すると立体に見えます。

複数のステレオ画像が有る場合はiPhoneのスライドショー機能を利用すると、目を離さずに次々と立体視する事が出来るため是非利用して下さい。
| am3d | NINTENDO全般 | 22:32 | - | - |

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